主要オペラ・ミュージカル作品
 
<<< 仙道作三の主な作品を写真とともに紹介致します。 >>>
 
オペラパレス(新国立劇場)で上演いたしました。
メディキット県民文化センター(宮城県立芸術劇場)で上演いたしました。

2015.10.30 オペラ「恵信尼さん」初演、東大赤門前、浄土宗法真寺
ソプラノ山口佳子


6月27日、日向市に於いて、若山牧水生誕130年記念の一つとして、
日向市中央公民館にて、「若山牧水みなかみ紀行」を上演しました。
作品は2014年3月22日の(出演者は異なるが)再演ですが、
ヴァイオリンの名手古澤巌さんが演奏してくださるというので、
Vlnパートを新しく作曲しての演奏でした。

銀河の空で、カンパネッラ(右)と出会ったジョバンニ(左)は鳥捕りと出会う。
鳥捕りは人間の飽食を諭す歌を歌う。

連句「夕暮れや歌仙」

お菊の嫁入りと一茶

昼公演:ソプラノ・漆原恵美子、日記朗読・山口佳子

与謝野晶子・平舘直子。舞台はヤマハエレクトーンシティ渋谷。
2008年12月18日。好評を得ました。

1幕 ハイライト伏姫、里見、玉梓
2幕 ハイライト浜路、信乃、玉梓、左母二郎
3幕 フィナーレ現八、小文吾、信乃、浜路、伏姫

ハイビジョン映像とのコラボレーション、交響詩「利根川322」
あらゆる生命の源は水である。地球環境を願った作品である。

天声人語に紹介されたオペラ「手賀沼讃歌」
千葉県北西部にある、日本一汚染された沼の叢生を願う自然環境オペラ。
手賀沼はかつて北の鎌倉と言われ、嘉納治五郎、柳宗悦、武者小路実篤、志賀直哉、バーナード・リーチなどが住み、「暗夜行路」、「新しき村」が生まれたところ。
白樺派の文人たちが、理想に燃えた若き日の姿を、オペラにした《白樺のうた》
手賀沼の源流の一つである湧水の池の主「うなぎ姫」と、手賀沼の主「河童」を楽しいミュージカルにした《こんぶくろ池のうなぎ姫》

「智恵子は東京に空がないという、ほんとの空が見たいという」
大正時代に画家を目指し、新しい女の生き方を実践した智恵子。
やがて智恵子は精神分裂症になり、それを支える彫刻家・詩人の光太郎
精神病院の中で、千数百点にも及ぶ智恵子の「切絵」の芸術が開花して、智恵子はレモンを手に生きをひきとる。永遠の愛のテーマ、見る人涙が頬を濡らす。
登場人物が二人だけの、室内オペラ《智恵子抄》

不慮の事故以後、手足の自由を失い、口に絵筆をくわえ詩画を書き続け、私たちに勇気と感動を与えてやまない、星野富弘・詩画集「風の旅」
その一冊の詩をコンサート形式の独唱や重唱で歌い上げる、歌曲《風の旅》

江戸期の封建時代に、身分の違いを超えて燃え上がらせた「お夏と清十郎」の事件は庶民に同情と感動を与えた。
井原西鶴や近松門左衛門、坪内逍遙たちによって語り継がれてきた世話物。
オペラ《お夏狂乱》となって、よりドラマティックに現出される。

宮沢賢治が生前ただ一つ出版した童話集「注文の多い料理店」
都会に住む紳士が狩りにやってくる。森に住む山猫のしかけた西洋料理店「山猫軒」で虚栄に満ちた紳士たちは丸裸にされ、危うく食べられそうになり、あわてて逃げ出す皺くちゃになった紳士達の顔は、都会へ帰っても元に戻らなかったという。
自然環境にたいする現代人への警鐘。
ジャズを取り入れた楽しいオペレッタ。第3回宮沢賢治賞奨励賞受賞作品。

海外で一番読まれている日本の古典文学といえば、やはり源氏物語である。
五十四帖からなる物語を10作のオペラシリーズに。
その第1弾として、1993年の国立小劇場で発表したミスティリアスな女、《夕顔の巻》
それにつづく男の挫折、《須磨の巻》、明石の姫と呼ばれた、《明石の巻》
いづれも大好評!

のそりと呼ばれたうだつの上がらない大工の十兵衛と、五重塔の建立をめぐって、棟梁の源太親方と争う義理と人情のオペラ
その陰で支える、お浪とお吉の二人の女房。
現代に於いて、陰を潜めた日本人の心意気を学べる最良のテキスト。

「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」と歌った文武両道に長けた太田道灌と、豊島氏の娘「輝姫」と、戦乱の世の中の恋物語
テノールとソプラノの長大なアリアは、超絶技巧を必要とし、聴く者に圧巻を与える。
日本最高の難易度を持つオペラでもある。

琴丘町から出土した縄文の「土笛」をテーマに、土器太鼓などを創作。
シンセサイザーを駆使した現代舞踏音楽に合わせ、町民1000名が鼓舞するエキサイティングな野外舞台
全国から5000名の観客を呼ぶ。2002年の上演は8月3日(土)で、第8回目を数える。

2300名の合唱300名の伝統芸能が織りなす合唱シアターピース
1万人の観客を動員できる野外土舞台で繰り広げられる民族の祭典。これまでこのような試みが町民参加で行われたのは、日本で初めてであろう。

古事記の下巻に登場する仁徳天皇と、吉備の国一番の美しいと噂の黒媛との恋物語
ロマンティックな音楽に誘われ、中学生グループが古墳の中に落ち、古代人世界にタイムスリップするドラマ。
現代と古代の歌あり、踊りあり、愛と平和をテーマとしたミュージカル